コレステロールの薬

お久しぶりになってしまいました(汗)

今日は最近気になった病気?というか薬の副作用の話なんですが、「横紋筋融解症」という症状なんです。

薬

これはコレステロールの薬でスタチン系と呼ばれる薬によっておこることがある症状です。スタチン系の薬は商品名では「リバロ」、「リピトール」などがよく聞く名前です。

「横紋筋融解症」の症状はどんなものかというと、筋肉痛、けいれん、手足のしびれ、手足に力が入らない、赤褐色の尿などです。「横紋筋融解症」はいろいろな原因で発症し、何らかの原因で筋肉の繊維が融解(壊れる)ことで筋肉に痛みを感じたり、筋肉が壊れた時に出てくるミオグロビンという物質が尿に出て赤褐色の尿になるそうです。

「横紋筋融解症」が薬で起こるのはまれらしいのですがコレステロールの薬で筋肉痛の症状はわりとよく聞くように思います。

我々のように筋肉をほぐす施術を行う場合はちょっと注意が必要ですね。気を付ける点としては、コレステロールの薬を飲んでいること、運動してないのに筋肉の痛みがある(わりと激痛)、薬を飲まないときは痛みが出ないといったところでしょうか。

高齢者の方はほとんどの方がコレステロールの薬を処方されているのではないかと思います。実はそのことも問題なのですが、とりあえず頭に入れておきたい症状の一つですね。

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