水の飲みすぎ

おはようございます、なかとがわ接骨院の中戸川です。

今日もまた猛暑日(汗)の予報が出てますね、熱中症の注意報ももちろん出てます。ですがちょっと気になる記事が出ていました。それは「低ナトリウム血症」(水中毒とも言われます)です。

「なにそれ?」という方が多いと思いますが、ようは体内の水分が多すぎて塩分(Na)が少なくなることで起こる病気なんです。軽い症状では疲労感やちょっとしためまいなどですが、重症化すると脳症となってしまう結構怖いものです。

どうして起こるかというと、通常は心不全や腎臓病で発症するのですが、運動で起こることが増えてきているそうです。どういう条件で起こるかというと、①マラソンなどの4時間以上の運動・競技で、②かいた汗以上に水分を取りすぎてしまう(がぶ飲み)ことが原因だといわれてます。ただ、報告されている事例で意外なのは、ハイキングやホットヨガなどのそれほど強い運動でなくても、汗を多くかく運動で起きているということです。

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「でもスポーツドリンクなら大丈夫でしょ?」と思いますよね、ですが報告では水でもスポーツドリンクでも関係なく起こり得るとなっています。水よりは塩分濃度が高いとはいえ体内の血液のほうがスポーツドリンクなどより浸透圧が高いので飲みすぎるとナトリウム濃度が保てないということです。

つまり、大事なのはのどが渇いたからと言ってがぶ飲みせず、かいた汗の分を補給するように摂取することだそうです。

まあ、かいた汗の量なんてわからないですから、1回の量は中くらいの紙コップ1杯くらい(180ml程度)と言われてますので参考にしていただければと思います。もちろん絶対ではないので個人の体調、環境、運動量などで変えてくださいね。